深大寺だるまみくじ完全ガイド!値段や色の種類・飾り方と返納法
東京都調布市に位置し、都内屈指の古刹として名高い深大寺。緑豊かな境内と名物の深大寺そばで親しまれるこの地で、いま世代を問わず熱い視線を集めているのが、愛らしいフォルムの「だるまみくじ」です。境内にずらりと並ぶ姿や、手のひらに収まる可愛らしさがSNSで拡散され、連日多くの参拝者が授与所を訪れています。
一方で、初めて訪れる参拝者からは「初穂料(値段)はいくら?」「持ち帰った後の飾り方は?」「深大寺のおみくじは本当に凶が多いの?」といった疑問の声も少なくありません。2026年の最新参拝事情を踏まえ、だるまみくじの選び方からご利益、持ち帰り後の作法や返納手順まで余すところなくお届けします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:だるまみくじの初穂料(値段)は1体400円〜500円前後で、豊かな表情やカラフルな色バリエーションから直感で選ぶのが人気。
- 要点2:深大寺のおみくじに「凶が多い」とされる理由は、おみくじの創始者である元三大師(がんざんだいし)の伝統的な配分割合を今も忠実に守っているため。
- 要点3:引いた後のだるまは持ち帰り、目線より高い清潔な場所に飾るのが吉。1年後や願掛け成就後は深大寺だるま市や古札納所に感謝を込めて返納するのが正式な作法。
【なぜSNSで話題?】深大寺のだるまみくじが圧倒的人気を誇る理由
深大寺の境内を歩くと、本堂周辺や木々の足元に小さなだるまがちょこんと腰掛けている光景を目にします。陶器で作られた手のひらサイズのだるまの底面におみくじが納められている「だるまみくじ」は、その愛嬌たっぷりの表情が写真映え抜群と評判を呼びました。
職人の手仕事を感じさせる顔打ちは一つひとつ微妙に異なり、きりっと眉を吊り上げた勇ましい顔から、どこか微笑んでいるような穏やかな顔まで実に多彩です。参拝者自身が「目が合った」「直感でピンときた」と感じる1体を選び取れる体験価値の高さが、旅の思い出やお守りとして強く支持されています。
さらに深大寺は、厄除けで名高い元三大師を祀る関東有数の霊場でもあります。単なる可愛いマスコットにとどまらず、本格的な寺院の厄除けパワーと縁起物としての重みを兼ね備えている点が、流行にとどまらないロングセラーの根底にあります。
【初穂料と色別の意味】深大寺だるまみくじの値段・全種類の選び方
参拝前に把握しておきたいのが、だるまみくじの初穂料(値段)と色のバリエーションです。授与所での深大寺だるまみくじの値段は1体あたり400円〜500円前後となっており、気軽に引ける設定になっています。
定番の「赤だるま」をはじめ、境内には願い事に合わせて選べる多彩なカラーバリエーションが用意されています。それぞれの色が持つ一般的な意味合いは以下の通りです。
・赤色(必勝祈願・厄除け・開運):だるまの原点。魔を祓い、病気や災難を遠ざける最強の厄除けカラー。
・白色(大願成就・目標達成・心の清浄):新たなスタートや純粋な目標に向かって進む人に最適。
・黄色/金色(金運上昇・商売繁盛):財運アップや仕事の成功、実りを祈願する定番人気。
・桃色(恋愛成就・良縁祈願・対人関係円満):素敵な出会いや家族・パートナーとの絆を深める。
・緑色(身体健全・学業成就):健康維持や日々の平穏、才能開花を願う色。
・紫色(精神安定・品格向上):高貴な色とされ、直感力を研ぎ澄ませたい時や自己成長を後押しする。
どの色にすべきか迷った場合は、今一番叶えたい願いに対応した色を選ぶか、店頭で最も惹かれた直感を信じるのがベストです。
【授与所の場所と時間】だるまみくじを入手できる境内スポット
深大寺の境内は広大ですが、だるまみくじが授与されている主な場所は本堂前の授与所および元三大師堂周辺の授与所です。
授与所の開所時間は通常午前9時00分〜午後4時30分頃(季節や行事により若干の前後あり)となっています。夕方遅い時間になると授与窓口が閉まってしまうため、お蕎麦の散策や周辺観光と組み合わせる場合は、先に参拝と授与を済ませておくスケジュールが賢明です。
特に土日祝日や秋の紅葉シーズン、初詣期間は授与所前に行列ができることも珍しくありません。混雑を避けてじっくりお気に入りのだるまを選びたい方は、午前中の早い時間帯(9時〜10時台)の参拝をおすすめします。
【元三大師のご利益と噂】深大寺のおみくじに「凶が多い」と言われる真相
深大寺のおみくじを引いた参拝者の間で、まことしやかに語られるのが「深大寺のおみくじは凶が出やすい」という噂です。実際に「凶」を引いて落ち込んでしまう人もいますが、これにはしっかりとした歴史的背景が存在します。
現代のおみくじの原型を考案したのは、比叡山延暦寺の中興の祖であり、深大寺でも篤く信仰される元三大師(良源上人)です。元三大師の「百番みくじ」は、本来全体の約3割に凶が含まれる厳格な比率で設計されていました。現代の一般的な社寺では凶の割合を減らす傾向が見られますが、深大寺では古来の教えと伝統的な配合を忠実に継承しているため、結果として凶を引く確率が他所より高く感じられるのです。
仏教の観点において「凶」は不吉の前兆ではなく、「これ以上運気が落ちることはない(=ここから上昇する)」「いま一度生活態度を慎み、厄を避けるための戒め」という慈悲深いメッセージです。厄除け大師の御前で凶を引くこと自体が最大の厄落としになると言われており、決して恐れる必要はありません。
【持ち帰り後の作法】運気を高めるだるまの正しい飾り方と目入れ
だるまみくじを引いた際、「中のおみくじはどう扱うべきか」「だるま本体は境内に置いて帰るのか、持ち帰るのか」に迷う方も多いでしょう。
まず、おみくじの紙についてですが、境内の指定場所(みくじ掛け)に結ぶ方法と財布などに入れて大切に持ち歩く方法のどちらを選んでも問題ありません。境内に結ぶ場合は「大師様とのご縁を結ぶ」、持ち歩く場合は「日々の指針として読み返す」という意味合いになります。凶が出た場合は境内に結んで厄を託し、吉や大吉は持ち帰って定期的に見返す参拝者が多い傾向にあります。
一方、だるま本体は境内の片隅に記念として置いていく参拝者も見られますが、基本的には自宅へ持ち帰り、縁起物のお守りとして飾ることが推奨されます。
【だるまの理想的な飾り方】
・リビングや書斎など、大人の目線より高く清潔な場所を選ぶ
・方角は、明るい気が満ちる東向きまたは南向きがベスト
・目入れをする場合は、願いを込めながら「左目(だるまから見て右)」を墨やペンで入れ、願いが成就した際にもう一方の「右目」を入れるのが一般的です。
【感謝を伝える納め方】だるまみくじの返納方法と2026年だるま市の見どころ
手元にお迎えしただるまみくじは、1年間無事に過ごせた際や、願掛けが見事成就した段階で感謝を込めて寺院へ返納します。
返納先は深大寺境内に常設されている「古札納所」へ納めるのが基本です。遠方で再訪が難しい場合は、近隣の天台宗系寺院や、お焚き上げを受け付けている寺院へ相談して納める形でも失礼にはあたりません。
また、深大寺を語る上で外せないのが、日本三大だるま市の一つに数えられる「深大寺だるま市(厄除元三大師大祭)」です。2026年も例年通り3月3日・4日の2日間にわたって開催されます。
だるま市当日は境内に約300軒ものだるま露店がひしめき合い、全国から数万人規模の参拝者が訪れます。特設の「だるま開眼所」では、僧侶が直接だるまの左目に物事の始まりを意味する梵字「阿(ア)」を入れ、満願成就の際には右目に納めを表す「吽(ウン)」を入れてくれる特別な儀式が行われます。1年間見守ってくれただるまみくじをこのタイミングで納め、新たな1年の縁起物を迎える参拝者で大いに賑わいます。
【深大寺のだるまみくじ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:だるまみくじは境内に置いていくのと自宅へ持ち帰るの、どちらが正しい作法ですか?
A1:どちらも間違いではありませんが、基本的には自宅へ持ち帰り、1年間の厄除け・開運のお守りとして目線より高い場所に飾るのが正式な形です。境内に並べて記念撮影をしてそのまま置いていく方もいますが、持ち帰って大切に扱うことで元三大師のご加護を身近に受けられます。
Q2:おみくじで「大凶」や「凶」が出た場合、だるま本体も境内に置いていくべきですか?
A2:凶が出た場合でも、だるま本体を持ち帰って問題ありません。だるまは災いを転じて福となす縁起物であり、厄除けの身代わりとなってくれる存在です。おみくじの紙だけを境内の結び所に結び、だるまは自宅に連れて帰って日々を慎重に過ごす道標としましょう。
Q3:だるまみくじ以外にも、深大寺で人気の厄除け縁起物やお守りはありますか?
A3:元三大師の御姿を刷り込んだ伝統的な「厄除け御札」や、魔除けの角大師(つのだいし)が描かれたお守り、手のひらサイズのミニだるま守りなどが絶大な人気を誇ります。だるまみくじとセットで授かる参拝者も多数います。
まとめ:縁起を味方につけて深大寺の厄除けパワーを暮らしに
深大寺のだるまみくじは、可愛らしいビジュアルの奥に、厄除けの祖・元三大師の深い信仰と伝統が息づく特別な縁起物です。色とりどりのだるまから直感で選ぶ楽しさ、古式ゆかしいおみくじのメッセージを受け止める緊張感、そして持ち帰り後に日々の生活を見守ってもらう安心感は、他では得られない深大寺参拝ならではの醍醐味と言えます。
2026年の運気アップや厄除け祈願に、調布の豊かな自然と歴史を感じながら、あなただけのだるまとの一期一会を体験してみてはいかがでしょうか。 (出典: 深大寺 だるま み くじ(Yahoo!ニュース))